2012年3月1日

【2-4】入院4日目:化学療法2日目。眠い。。

当時の日記

入院4日目。
もう4日か。入院してから時が経つのが早い。

昨日母さんから叔母さんが心配しているという話を聞いた。
そのことをふと布団の中で思い出したら、死ねないなって本気で思えた。俺の命は俺1人のものではない。
「生きたい」と強く思えた。そしたら不意に涙が出た。
生きることへの責任感と覚悟。これをはっきりと自覚した。
簡単にくたばってたまるか。生き残るためにできることは徹底してやる。

今日はけっこう寒い。暖房上げてくれないのかな。パジャマ1枚だから気温が低いとキツい。

睡眠時間がちゃんととれたらもっと快適なんだけど。耳栓つけて寝るのもけっこう難しい。どうしたものか。。

化学療法2日目。今日も特に体調に変化なし。こんなものかとつい思ってしまうが油断せずに。トイレが大変。行くたびにアラームを鳴らしてしまう。

周りの人のことを考えたら余計死ねなくなった。

大きな病気にかかるといろいろな人を巻き込みます。そういう人たちの想いやサポートを無駄にしたくない。

それに、もし自分が死んでしまったら、近しい人たちに多大な影響を与えてしまう。周りの人達の日常を守るためにも生きなきゃいけない。そう思いました。

もちろん自分の内側から自分のために生きるという気持ちがないとダメですが、人のために生きるという気持ちも持つことで、生きる力にドライブをかけるのです。

睡眠不足

急に寝る時間が早くなったせいもあると思いますが、隣の人がいびきが主な理由です。

耳栓を使ってみたのですが、それはそれでなんか違和感があって寝にくかったり、起きたら外れてたり。夜早めに寝るとかそれくらいしかないのかな。

化学療法2日目

体調にこれといった変化は無し。

電動ポンプを使って抗がん剤を点滴しているのですが、揺らしたりするとうまく点滴されてないと機械が判断して警告音が鳴るようになっています。

いくらバリアフリーとは言え、小さな段差とかはあるので、そういうものを越えるときに警告音が鳴ってしまったりします。そうなると看護師さんに止めてもらわないといけないので面倒です。最初の頃はこの警告音をよく鳴らしていました。

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この日もおおむね平和に終了。

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