2012年2月24日

【1-7】面倒くさがらずやるべき精子保存

やらない理由は無いです。

不妊のリスク

白血病等で骨髄移植を行う場合、大量の抗がん剤を使用し、全身に放射線を照射することになります。そのため、男女ともに不妊になってしまう可能性が高いです。

その対処として、男性の場合治療前に精子を凍結保存することができます。私が通っている病院では保存をしていないので、同じ市にあるクリニックを紹介されました。

予約日当日

電話予約して、3~5日(正確な日数忘れました)禁欲しての当日。

そのクリニックは、不妊治療専門のクリニックのグループの一つです。そのため、患者さんの大多数は女性であり、独身男の私としては正直かなり勇気がいりました。キョドりながら受付へ。

ただ、予約の時間は診療時間開始直後であり、待合も別室に案内されたので、男一人孤立するということはなかったです。そういうところは配慮してくれたのかなと思います。

では採取

キャップの付いたプラスチック製の試験管と封筒を渡され、まず説明を受けました。

次に案内されたのは採取専用の小さな部屋。座り心地のいい椅子とテレビが一つ。きちんと綺麗でした。壁は防音ぽいし、内側から鍵もかけられプライバシーにも配慮されていました。

少し戸惑いつつ、異物が入らないようにとよく分からないことを気にしつつコトを済ませ、とりあえず問題なく採取できました。

採取した時間を書いて試験管を封筒に入れ、ポストのようなところがあるのでそこに入れました。あとは、終わったことを告げて看護師さんが回収して完了です。

検査結果

採取した精子の検査結果が出るまで1時間ほどかかるというので、外でブラブラしてました。

検査の結果、これといった問題はなかったです。これは一安心。ここでも何かあったら落ち込みますもの。

というわけで採取した精子は凍結保存されました。

1週間後もう一度採取しまして、こちらも同様に保存されました。

お金のこと

凍結保存には当然お金がかかります。私の場合は、半年に1回、15000円支払います。まあそんな法外な料金でもないです。

先の話

移植後に生殖能力が回復するケースもあるので、移植後どこかでもう一度検査を受けないといけないなと思っています。

つべこべ言わずにやっとけ

独身の身としては、最初面倒くさいと思う自分も確かにいました。

でもそこはよく考えてみてください。

この機会を逃したら取り返しがつかなくなるかもしれない。今はよくても、将来子供が欲しくなったらどうする?未来の自分がどうなっているかなんて分からない。保存するといってもそんな手間ではない。私の場合、2回クリニックに行っただけです。

今は全然考えてなくても、選択肢は残しておいたほうがいいんじゃない?代わりはないぞ。

マーク・トウェインも言ってます。
「20年たてば、やったことよりもやらなかったことに後悔する。」
そんな難しいこともないので、軽い気持ちで行ってきてください。

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